top of page

初心者でも簡単!春の花の寄せ植え作りで心も弾む

北海道にも春が訪れ、花を待ちかねた皆さまの心が躍る季節がやってきました。春の花を目の前にすると、思わず寄せ植えを作りたくなってしまった私たちスタッフは、久しぶりの寄せ植えに、「やっぱり楽しい!」などと語らいながら、花からたくさんのエネルギーをもらいながら行いました。


寄せ植えは、いくつかの植物を合わせて一つの鉢に植えて作る作品です。一つだけでも美しい花が、組み合わせてみるともっと魅力が増すのです。この花が好き!という感覚で植物を選んで、自由に組み合わせるのが楽しいです。今回は初心者の方でも簡単に作れ、春を感じられる寄せ植えの作り方をご紹介します。

1、お気に入りの鉢を選ぶ

置きたい場所に合わせて、気に入った鉢を選びます。鉢の質感はとても印象を変えます。プラスチック製、木製、陶磁器、ブリキ製、グラスファイバー製など様々なタイプがあります。最近は運ぶのが楽で便利な軽いものが好まれており、重量感があるように見えても、素材が軽く作られているものもあります。100円ショップでも様々な鉢が揃います。

今回はバスケット型のグラスファイバー製の鉢を使います。グラスファイバーの鉢は通気性がよく、鉢も軽く、強度もあり、多彩な色やデザインがあります。

2、気に入った好きな花を選ぶ

① メインになるお気に入りの花を選びます。今回は春らしい色で人気のロータンセを使います。(写真中央のピンクの花)

② 花を引き立たせる植物を2~3選びます。選ぶコツは、色と高さです。色は同系色2~3色でおさめること。高さでは、高い、中くらい、低いものを選ぶとバランスよく仕上がります。今回は右前のフリル咲きの紫のパンジー、中央の白い花カンパニュラホワイトワンダーを使います。

③ 葉物は全体が明るくなり、品がよくまとまるシルバーリーフを使います。(左ラミウム、右カロケファルス)



3、材料の準備

培養土、土入れ、鉢底ネット、ヤシの繊維を用意します。


4、鉢に土を入れる

① 鉢底の穴が大きければ鉢底ネットをおき、水はけをよくするために鉢底石を約2㎝入れます。(ただし当店の培養土「社長の土」を使う場合は鉢底石は必要ありません。水はけのよい土で肥料分も含まれているのでできるだけこの土を多くしたほうが植物には良いです)

② 鉢の1/2~1/3位、培養土を足し入れる。その上にどんな配置がよいか苗を試し置きをしてみる。試し置きなので気軽に置く位置を変えたり、やっぱりこれを取り変えようなど、違和感があったらこの時点での変更は何度でも可能です。当店で作る場合ですと、植え付ける前なら商品の中から楽しく試行錯誤ができます。


4、植え付けていく

① この感じが好きという配置が決まったら、ポットや鉢から外し、根が回っていたらほぐしたり、切ったりしてから植えていきます。根を切るとそこから新しい根が発根してきて元気になります。(根を切るのは気温が暖かい時期です)

② まず、奥にロータンセを置きます。

③ 次に、手前にホワイトワンダーを配置します。

④ ロータンセの隣に紫のフリルのパンジーを配置します。

⑤ 空いたところに葉物を配置します。手前にラミウム、後ろにカロケファルスを入れます。


5、苗と苗の隙間に土を入れます

① 隙間に土を入れていき、植え終わりの土の高さが、鉢の縁から約2㎝下になるようにおさめます。鉢の縁いっぱいまで土があると、水やりの時に土が一緒にあふれてこぼれてしまうので、水が少しの間たまる部分のウォータースペースをとります。

② 植え終わったら、土が見えるのが気になる方はヤシの繊維やミズゴケなどを土の表面を隠すように入れるときれいです。もしなくても、いずれ植物が成長して見えなくなるので大丈夫です。


⑥ 完成

たっぷりと水をあげたら完成です。




「初心者でも簡単!春の花の寄せ植え作りで心も弾む」の記事はいかがでしたか?春は、これから始まる季節の幕開けを祝うように、たくさんの花が迎えてくれます。寄せ植えは、その中からお気に入りのものを選ぶ楽しみや、出来上がった時の達成感も味わえ、作品は自己表現もできる一面もあります。


今から2~3カ月もの間、次から次へと花を咲かせて、もっとボリュームがでて、豪華な姿に育っていく成長の過程もまた楽しいです。しかも、その一鉢は、ご近所や、街並みまでも美しくしているのですから…。庭の花を手入れしていると「一生懸命ですね」なんて声をかけてもらったりの挨拶も嬉しいですし、花をきっかけにお話も弾むこともよくあります。花のある生活をいつしかみんなで楽しめているなんてとっても素敵なことです。



閲覧数:340回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page