失敗しないガーデニングは「土」が決めて!良い土壌とは

こんにちは、ハウス工藤園芸代表の工藤泰造です。ガーデンニングや家庭菜園と聞くと、みなさま、野菜苗や果物の苗選びに注目がいきますが、苗選び以前に、「土」が重要です。家庭菜園教室でよく話題となるのが「庭で育った自慢のイチゴを孫に食べさせると、まずい!!と不評だった」というような失敗談です。


「作物が大きく育たない」「味がよくない」などの場合、主に「苗」の問題というより「土」に原因があります。「土」を変えただけで、おいしい作物が育つようになりますので、今回は家庭菜園やガーデニングの初心者のみなさまにも楽しんでいただけるよう、植物がよく育つ「ププランタのー土」について、ふれてみたいと思います。


野菜のうまみを左右する土


家庭菜園で野菜を作る場合、新鮮なものが食べられるだけでなく、一番の楽しみは味です。作物がどれほど大きく育っても、多く実っても、味が悪いのはとても残念です。味に影響するものは、土の成分の中にある微量要素と呼ばれるミネラル成分で、配合バランスが良いと作物の味もよくなります。


プランターでは、少ない土の量で長いこと育たなければならなりません。良質の土でなければすぐに固くなってしまい、水が入っていかなくなり、植物が育たなくなります。逆に水はけがよすぎると肥料分が流されてしまい、良くありません。鉢やプランターの土に要求されるのは、水はけがよく、水持ちもするという、相反することをかなえる必要があります。



すべての原点である土

私は農業をしていて、最も大切なのは土であると痛感しています。土の良し悪しで、育ち方が全く違うのですから…。原点は土にあります。農業は土が命です。いい野菜を育てるために、その苗を作るために、土と会話し、試行錯誤しながら土を作ってきました。いろんな培養土を使ってみたけれども、どの土も私の目にかなうものはありませんでした。どこか良くても、どこか悪いのです。やはり、自分で作るしかなく、挑戦し続けています。時間と金をかけても良い土を作ること、良い土と出会うことが、今後何十年と作っていくうえで大切なことです。


土だけを見て、良し悪しは誰もわかりません。作物を作って初めてわかるものなのです。肥料分、微量要素、PH、EC、酸性、アルカリ性、水持ち、水はけ、などなど様々なことを配慮して作ります。しかも、良く育つだけでなく、味の追求も両方兼ね備えなければならないので奥深いものがあります。その大切な土で良く育った時、おいしくできた時の喜びは特別なものがあります。


土は1年や数年で簡単には作れないものです。何千年、何万年とかかってできている自然の土にはとてもかなわないのです。いかにして良質の土を手に入れるかが大切です。「土」そのものが良くなければ、いくら肥料を混ぜてもうまくいかないのです。逆にいうと「土」がよければ、プランターでもおいしい野菜はできます。


野菜が良く育つ、プランターの土に求められるものは


うまく育たないとお悩みのお客様のプランター栽培の野菜や、菜園を実際に見に行くことがよくあります。そこで驚いたのは、まったく成長できていない植物であったということです。枯れてはいないのだけれど大きくなれていないその原因は、やはり「土」にありました。それほど土の影響が結果として出るものかと改めて思いました。プランター栽培の野菜は、土を変えてもらったら元気に育つようになり、改めて土の重要性をお客様とともに再確認しました。


野菜が病気になりにくい土、良い土とは

有機質の多く含んだ土、堆肥の入った土は微生物がたくさん入った土です。いろんな微生物の質と量がよければ、植物も共生して良く育って、病気にも抵抗性が生まれます。強い丈夫な植物になることが、結果的に病気になりにくいということにつながります。


私は土は生き物として意識して土に向き合っています。わからないこともたくさんありますが、きちんと向き合えば必ず答えてくれます。良い土は微生物が元気に生きている土だと思っています。1度土を殺してしまうと再生するのはとてもたいへんなのです。土は生きています。

(ただし、有機質の肥料を使っているので虫が出ることがあります。自然の摂理ではしょうがないことでもあります。虫と病気とも仲良く楽しみたいものです。家の中の鉢物では別の土を使うという選択もあります。)


よく育つ土で作物の収穫を体験

ご自身で土を購入して、肥料を混ぜるなどして、ゼロから「土作り」を始めるという方法もありますが、何をどのくらいの割合で混ぜるかなど専門的な知識が必要となります。そのような難しいことは考えずに楽しみたいのがガーデニングです。家庭菜園の皆さまには土作りで苦労されなくても、収穫できる喜びをあじわっていただきたいです。


私の作った「土」が一般の方にもお役に立てたらと、「社長の土」を商品化することにいたしました。おかげさまでお客様から「これを使えばうまくいく」と好評をいただいております。皆さまの作る野菜や花が元気で育ってくれたら、と想像しながら毎年楽しみに作っています。

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