花を感じる趣味!パステルアート
こんにちは、ハウス工藤園芸スタッフ須藤明美です。季節は秋も深まり、「芸術の秋」は、楽しい活動がたくさんあります。植物や花をテーマに楽しむ作品作りもさまざまあり、花は、鉢植え、寄せ植え、花壇など、育てるだけでなく、活けたり、描いたり、作ったり、観賞したりなどなど、あらゆるジャンルがあります。昔から日本人の文化に根付いて親しまれているものから、最近のものまで、いかに人の暮らしの中に、花や植物が身近な存在として、私たちに美しいと感じさせてくれ、楽しませてくれていることでしょう。そんな花や植物をパートナーに仕事をさせていただいて、日々エネルギーをチャージできる自分もとても幸せを感じています。
今回のブログでは、当店を会場として活動してくださっている、花にまつわる作品作りの講座の中で「パステルアート」の魅力について佐々木八千代先生にお話しいただきました。季節の植物をモチーフに、毎月美しい作品作りで生徒の皆さまに喜ばれている講座です。(今年度は終了いたしました)

パステルアートの魅力は 佐々木八千代
私がパステルアートと出会い、一番感じていることは、好きだなーとか、やりたいなーと思う気持ちを大事にできるようになったということです。
もしかしたら、自分は自分でいいと思えるようになってきてるのかも知れませんね。
そんな私に変化をくれたパステルアートの魅力について、今回書かせていただこうと思います。
工藤園芸さんでもお世話になり、月に一回パステルアート講座をさせていただいておりますが、パステルアートという言葉を聞いて、ピンとこない方も少なくないのではないでしょうか。
パステルアートは、パウダー状にしたパステルという画材をつかい、指で直接描いてゆきます。ふんわりとした印象を与え、癒しのアート、心のマッサージなどとも言われております。
絵を描くことが苦手な方もいらっしゃると思いますが、お子様からお年寄りまで、誰にでも描くことができるのが特徴の一つです。
完成した作品から達成感を味わい、ほんわかと柔らかな雰囲気から、穏やかな気持ちになれますし、自分もこんな風に描けるんだなぁ!!と心に元気を与えてくれます。
そして、同じモチーフを何人かで描いても、ひとつとして同じものはなく、それぞれの個性が表現され、"みんなちがってみんないい"を感じられる時間を共有できるのが、パステルアートの大きな魅力だと考えております。

手軽に始めることができ、比較的短時間で描きあげることができるので、絵を観るのは好きだけど、描くのは、、、という方や、絵心がないから、、、とおっしゃる方に、是非体験していただけたら嬉しいです。
なぜなら、体験してみてわかることがたくさんあるからなんです。
また、描きあげたあとは、心がスッキリした!とか、満たされました!と言われる方が多くいらっしゃいます。
きっと、自分だけの作品が残り、そこに外へ表現されたカタチや、込められた気持ちがみえてきて、そんな自分もありだなーと満たされた気持ちになるのでしょうね。
多様化する社会にいる私たちは、余計なことを考えずに、"何かに夢中になること"や、"自分だけの特別な時間を過ごす"という機会は普段あまりないかもしれませんが、パステルアートを通じて、そんな楽しい時間を過ごしている方もおります。そして、私もその一人です。
私にとってパステルアートは、そんな魅力溢れるものなのでした。

佐々木八千代先生、パステルアートの魅力についてお話しくださりありがとうございました。私は、絵を見るのは大好きなのですが、描くのが苦手で・・・。でも花は描けるようになりたい!と体験させていただいたことがあります。描くときの色選びから、描く過程、完成の時の喜びまで、すべてが初体験で、とっても楽しく、まさかこんなに素敵に描けるなんて!と感動しました。そのパステルアートの作品を部屋のあちこちに飾っています。見るたびにほっこりし、思わず笑顔になってなごんでいます。花を生で楽しむことを中心に過ごしていた私ですが、今ではさまざまな新しい体験をいただいて、ますます花の魅力に夢中になっています。