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宿根草でナチュラルガーデン!北海道でおすすめはコレ

更新日:2019年8月18日

こんにちは、ハウス工藤園芸スタッフ須藤明美です。近頃は肩肘をはらずにゆる〜く長く楽しむ「ナチュラルガーデン」を好まれるガーデナーさんも多くなりました。ナチュラルガーデンとは、ナチュラルのことば通り「自然」「天然」「飾り気や誇張がなく肩の力が抜けている」という意味があり、特別な感じよりも、ありのままの植物の成長を楽しむフランスの田舎の雰囲気のようなガーデンです。今回は「そもそも宿根草ってどんな植物なの?」「北海道でおすすめの宿根草は?」などなど、宿根草に関する情報を集めてみました。



そもそも「宿根草」ってどんな植物なの?5つの特徴


  1. 植えっぱなしで毎年育つ植物です。

  2. 寒さに強いため、北海道でもよく育つ植物です。

  3. 花の咲く季節感を満喫できます。

  4. 2、3年後に充実した株になり、本来の力が発揮します。

  5. 一年草は長く咲き続け秋には枯れますが、宿根草は花の時期は短いけれど、次年も咲きます。


北海道で育てやすい!おすすめの宿根草ベスト10

北海道のガーデナーさんたちが気になるのは北海道で育ちやすい宿根草です。北海道で栽培する宿根草選びは「耐寒温度」がポイントです。「耐寒温度」とは寒さに耐える限界の温度のことで植物それぞれ違います。北海道道南ではマイナス15度でも大丈夫なものを選びます。人気の宿根草で、初心者さんでも育てやすいものを選んでみました。



イベリス

春に咲いてくれる花で、輝くような純白が美しく、庭がパッと明るくなります。こんもりと広がるように育ちます。開花期は春で草丈は約50センチです。


クリスマスローズ

春一番に開花する花で、愛好家も多い花です。色の種類も豊富で、下向きに咲く花だけでなく、上を向いて咲く花もあります。開花期は早春で草丈は30~60センチです。


宿根アリッサムサミット

春早くに咲きます。シルバー色の細葉に、黄色の小花がたくさんついて、優しい雰囲気の花が咲きます。華やかな黄色の花が、庭を明るくしてくれます。開花期は春で草丈は20~30センチです。


エキナセア

初夏から秋まで咲いてくれる花で、すっと伸びた茎の先にマーガレットのような花を咲かせます。咲き方は一重のほかに、八重もあり、花色も多彩で、赤、白、ピンク、黄色、オレンジなどさまざまあります。切り花で楽しめるのも魅力です。開花期は夏~秋で草丈は50~100センチです。


エロデュームぺラルゴニフォーラム

かわいらしいピンクの花が一面に咲きます。比較的花期が長いので重宝です。縦には伸びず、横に広がるように育ちます。開花期は春~夏で草丈は15~30センチです。


ガウラ

すっと伸びた茎にチョウのような花をたくさん咲かせます。数ある宿根草の中でも花期が長く、扱いやすく人気です。風にそよぐ姿も涼し気な印象です。開花期は初夏~秋で草丈は約80センチです。


ゲラニュームサンギニューム

こんもりとドーム型に育ち、大株になります。たくさんの花でおおわれて咲き続けます。一重のカップ状の花姿がとてもかわいらしく人気です。草丈が高くないので、庭の前方に植えるのが適しています。開花期は6月~9月で草丈は30~40センチです。



サルビアネモローサカラドンナ

宿根サルビアの中でも、スキっとした姿で、濃い青紫色の花が存在感があります。茎の色が

黒っぽいので、引き締まった印象も与えます。どんな花とも相性が良い色合いで、使いやすいです。開花期は初夏~秋で草丈は70~80センチです。


セントランサス

別名はカノコソウといい、赤と白があります。小さな花がまとまって咲く花が愛らしいです。茎がしっかりとしていて長いので、切り花にも使えます。主役ではないけれど、何の花にも添えられ、まとまりやすくなります。開花期は初夏~夏で草丈は60~70センチです。


スカビオサ

宿根草の中でとても花期が長い花です。花つきもよく、こんもりとドーム状に育ちます。淡い紫色の花色は、たくさんの花と相性がよく使いやすい。花期は初夏~秋で草丈は20~30センチです。



宿根草は6月後半くらいから咲き始め見ごろを迎えるものが多いです。わたしは我が家の庭で咲いた宿根草を「切り花」にして、花びんにいけてリビングや玄関を飾るのが楽しみです。植付けから2~3年経過した「宿根草」は株にも力がつき、花も多く咲くので、切り花でも楽しめます。「クリスマスローズ」や「エキナセア」が咲くと「今年もこの花の季節が来たのね!」なんて、おうちでプチ切り花屋さん気分も味わえて楽しいです。



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