北海道の3月は春がすぐそこ。初心者でも育てやすい春の花
更新日:2019年3月11日
3月に入り、北海道はぽかぽかと暖かくなってきて、春がもうそこまで来ているのを実感できますね。ただ今、ハウス工藤園芸では、たくさんの春の花を準備中です。長い冬を乗り越えて、やっと迎える春、ガーデニングを楽しめる季節の到来です。とはいえ、3月の北海道は、日中は暖かくても、朝晩は気温が下がり、霜の心配があります。初春に楽しめて、手入れが楽な花で、花壇に植えてもよし、プランターに植えてもよし、寄せ植えでもよし、失敗しにくいお花を選んでみました。
3月の北海道の初春、ガーデニングの花選びのコツ
北海道の初春のガーデニングのよくある失敗で、まだ寒い時期に夏の花を植えてしまい、寒さで枯れてしまうことがあることです。春の花を存分に楽しんでからでも遅くはないので、季節にあったお花を選んで、適したタイミングで植えるのがコツです。

初心者も育てやすい春の花ベスト5
北海道ではこの季節、気温の変化が大きいので、寒さにも強く楽しめる花をハウス工藤園芸スタッフが選びました。
毎年1番人気のパンジーとビオラ
春の花の代表といえば、パンジー、ビオラです。たくさんの色があり、お好みを選ぶのも楽しいです。パンジーはビオラに比べて大輪(4~10㎝)でボリュームがあり、こんもりと育ちます。フリル咲きのものや、シックな色もあります。ビオラは花が小さめで(2~4㎝)ですが、たくさんの花をつけるのが特徴です。横に広がるように育ちます。

お手入れは花ガラ摘みといって、花のついている茎のもとから切ってあげるだけ。(指で引っ張って摘み取ることもできます)花ガラ摘みをしないと、花は種をつけて、花の一生を終えようとしてしまうので、それをすることにより、次々とお花を咲かせてくれて、初夏まで長く楽しめます。環境は日当たりを好みます。水やりは、乾いたらたっぷり与えます。肥料は液体肥料を1週間~10日に1回与えると良いです。

植え付けるときは、ビニールポットから取り出して、根が回っていたら、ほぐしたり、切り取ったりして、一回り大きな鉢に植えてあげてください。数株を大きめのプランターに植えても豪華になります。他の植物と組み合わせて寄せ植えなども楽しめます。

清楚な色が人気のオステオスペルマム
豪華な一重、八重の花が人気です。春だけでなく秋まで何度も咲いてくれるのも魅力です。大株になって花数も増えて、育っていく過程も楽しいものです。手入れは、花ガラ摘みで、花のついている茎の根元から、はさみでカットします。水やりは乾いたらたっぷりあげてください。肥料は液体肥料を1週間~10日に1回与えると花つきがよくなります。日当たりを好みます。


元気な白い花、クリサンセマム
白い小菊のような花姿が、かわいらしいです。草丈20~30㎝位でこんもりと育ちます。この花だけでも存在感がありますが、白い色は他の花も引き立てるので、組み合わせて使うのもおすすめです。手入れは花ガラ摘みで、花のついている茎の根元からカットします。こぼれ種が育ち、秋にまた咲いてくれることもあります。日当たりを好みます。


豪華な花姿が人気のサフィニア
一株でボリュームいっぱいに豪華な花が咲き誇り、しかも花期が長い!スグレモノのお花です。花色も豊富で、一度植えたことのある方はこの良さを感じていただけて、リピーターが多い花です。寄せ植えよりも単品でスタンド鉢などに植え込むだけで決まるのも手軽なところです。お手入れは花ガラ摘みです。そして、伸びてきたら半分くらいの長さでバッサリ切ると、枝数も、花数ももっと増えて秋まで楽しめます。花の期間が長い分、肥料は忘れずに、1週間から10日に1回は液体肥料をあげてください。バッサリ切るところがわかりにくければ、お気軽にスタッフまでおたずねくださいね。

小花がかわいらしいアリッサム
小さな花がたくさん集まって咲くアリッサムは、とても可憐な印象です。草丈は低く、横に広がるように育ちます。優しいふんわりとした雰囲気があります。寄せ植えには最適で、ほかの花を引き立てたり、華やかにみせてくれます。花壇にもおすすめで、前方で使うにはぴったりです。夏には花を休みますが、秋からまた咲いてきます。


春の北海道で初心者でも育てやすい花の記事はいかがでしたか?北海道の春は、植物にとって一年の始まりでもあり、お祭りのような華やかな気分になります。お客様にお会いするときも、まるでお正月のように、思わず「今年もよろしくお願いします」とあいさつしてしまいます。北海道にも春がすぐそこまで来ていると思うとワクワクしています。2019年のオープンは4月21日です。今年も皆さまにお会いできるのを楽しみにしております。